第6ステップ アピール動画編集(iMovie)講座
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ストーリーを考えながら撮る
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■ 本日の講師は、
西 佳宏 (Nishi Yoshihiro)さん
日本シニアインターネット支援協会(JSISA)の副理事長で
シニア先生業プロデューサー/講師をされています。
■ iMovieとは
iMovieといえば、Macには標準で搭載されているビデオ編集ソフトですが、
そのiOS版iMovieもあります。それが、今回のiPhone、iPad 対応のiMovieです。
iPhone、iPad版iMovieの最大の特徴は、「指で編集する」という点にあります。
ビデオ編集というとマウスを駆使しての作業というイメージがありますが、
iPhone、iPadでは、すべての操作を指で行います。
それだけに構造はとてもシンプルになっています。
■ iMovieの操作方法を学ぶ
午前の課題は、受講生各自が用意してきた動画で「予告編」を作ることでした。
iMovieには予告編のテンプレートが全部で14種類用意されています。
ガイドに沿って撮影してある動画を選んではめ込むだけで、早いと30分位で
本格的なムービーに仕上がります。
この予告編作成は本当に簡単で楽しいので、動画初心者の私も気楽にスタート
できました。
午後の課題は、ビデオ/写真/音楽を組み合わせて
オリジナルムービー(本編)を作成することでした。
ムービーのイメージを決定するテーマですが、
iMovieには8パターン搭載されています。
ビデオの編集では、メインタイトルを設定したり、トランジションと呼ばれる
画面切替効果を設定したり、あるいはエンディングタイトルを設定したりと、
作業が盛りだくさんです。
しかし、初めての編集で、それらすべてを行うのはちょっと難しいものです。
といって、せっかく編集したのに見て楽しくないムービーでは、
これから編集を行なおうという気持ちも萎えてしまいます。
そこで、iMovieに事前に搭載されている「テーマ」を利用すると、
まるでプロが作成したかのようなムービーが、簡単に作成できます。
最後に西さんから、以下のアドバイスがありました。
「1本のムービーは1本の作品」です。そして、作品であるからには、
ストーリーが必要になります。漫然と撮影するのではなく、
ストーリー(5W1H)を考えながら撮ると、わかりやすい作品になります。